ふるさと納税を活用されている方は多いかと思います。
自分自身も何度か利用していましたが、実は去年あたりからやめることにしました。
今回は、その理由も含めて少し書いてみようと思います。
ふるさと納税はお得
正直、ふるさと納税は制度としてめちゃくちゃお得です。
収入に応じた上限額の範囲であれば、欲しかったものが実質2,000円で手に入るかもしれない。
この「実質2,000円」という響きがまた強烈なんですよね。
もちろん、収入条件や返礼品の対象になるかどうかなど、細かいルールはあります。
でも、その条件をあれこれ調べたり、どの自治体に寄付しようか迷ったりする時間も、ちょっとした宝探しみたいで楽しかったりしました。
各地の名産品をお得に試せるので、食べ物系を選ぶのも魅力的です。
普段なら買わないような高級食材が届いたりして、ちょっとしたご褒美感もありました。
でも辞めた理由
そんなふるさと納税ですが、ある時ふと冷静に考えたんです。
確かにお得ではある。
ただ、支払った寄付金はその自治体で使われるわけで、一方で自分が住んでいる自治体の住民税はその分減る。
つまり、縁もゆかりもない土地のためにお金が使われ、自分が暮らしている街の予算は減る。
そのトレードオフとして返礼品をもらっている、という構図なんですよね。
もし寄付先が「地元」だったり「思い入れのある土地」だったりすれば、気持ちとしては分かるんです。
でも、単に返礼品目当てで選んだ自治体にお金が流れていくのは、なんとなく腑に落ちなくなってきました。
今の自分の生活を考えると、この先もしばらくは今の街に住み続ける可能性が高い。
そうなると、自治体の予算が減るというのは、地味に街の整備やサービスに影響してくるはずです。
家の中の暮らしは返礼品で豊かになるかもしれないけれど、街そのものの暮らしが豊かにならないのは、数年後、数十年後にじわじわ効いてくる気がしました。
いわば、ボディブローのように。
今の街が財政的にどうなのかは詳しくは分かりませんが、少しでも暮らしが良くなる方向にお金が使われる方が、自分にとってはしっくりくるなと思ったのです。
まとめ
「地元のためにお金を使いたい」という気持ちはよく分かります。
ただ、見ず知らずの土地を豊かにするために、自分の住む街からお金が流れていくのは、やっぱりちょっと違うなと感じて、ふるさと納税をやめることにしました。
制度自体は良いものだと思うし、活用する人を否定するつもりも全くありません。
ただ、自分の価値観や生活スタイルを考えたときに、今は「地元にしっかり税金を落とす」という選択がしっくりきた、という話です。